第1回 健康のためには、カロリーとGI値を知ろう
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- 後藤
- でもGI値が60以下であれば、たくさん食べていいと言うことではありませんよね。
- 永田
- そのとおりです、GI値は低ければ低いほど良いわけではありません。カロリーの低い食品もたくさん食べればその合計カロリーを取り入れてしまうように、GI値が低いからといってたくさん食べてしまってはいけません。似た食材でもGI値の低いものに置き換えることで、血糖上昇を抑えようとするものです。
- 後藤
- 白米よりは玄米、食パンよりは全粒粉パンというわけですね。
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永田 孝行 (ながた たかゆき) 1958年10月10日生 名古屋市出身。
医学博士、ACSM(アメリカスポーツ医学会)公認HFI(ヘルスフィットネスインストラクター)、健康運動指導士(厚生労働省)など。 東京大学大学院医学系研究科に於いて肥満と代謝を研究する。 生活習慣病予防と改善の為の食事療法としてGI値(グリセミックインデックス)に着目し、実証研究の後に血糖値とインシュリンに注目した減量法を提唱する。 減量(ダイエット)及び健康や運動に関わる書籍は国内外で58冊出版し、書籍販売総数は500万部を突破した。 現在、(株)TNヘルスプロジェクト代表取締役、TN健康科学研究所所長。 主な活動としては各健康保険組合及び各企業を通して社員の健康・保健指導や生活習慣病予防と改善対策に於ける食品の研究開発、コンサルタントなどを行っている。 また、講演活動や雑誌の指導・監修、テレビ、ラジオ、新聞などの取材も多数受けながら健康に関する啓蒙活動に尽力している。 |
後藤 恭子(ごとう きょうこ) 管理栄養士
日本栄養士会会員・産業栄養指導者会会員 元気はつらつ!食生活研究所所長 トオカツフーズ株式会社 健康三彩開発顧問 TN健康科学研究所 栄養主任 統括マネージャー 株式会社ニチダン顧問 |
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