第5回 秋の味覚!
天高く馬肥ゆる秋~これから初冬にかけて旬の”さつま芋” さつま芋は、強い甘みをもっているので副食として、含め煮・てんぷら・きんぴらなど 秋のティータイムに、スイートポテトなどお勧めです♪ |
皆さんはさつま芋を電子レンジで加熱して食べると甘味が少ないことを実感していませんか?さつま芋の甘味はアミラーゼというでんぷんで、60℃位で糖化が進み大きいまま加熱すると糖分が増えて甘みも増します。焼き芋がホクホク甘くておいしいのはこのためです。
さつま芋は空気に触れると変色しやすいので、切ったらすぐに水につけましょう。
煮る時には、レモンのスライスを入れると色よく仕上がります。
調理に少し塩を用いると甘味が強調されます。ふかし芋が蒸しあがったところに塩を少々ふるとより甘みが増します。
さつま芋を甘辛く煮るには、やや大きめに切り、調味料を最初から加えておくと内部までよく浸透すると共に、組織を引き締めて煮崩れが防げます。
選ぶ時は、なるべく太く、皮の色が均一でつやのあるものを、凸凹の少ないなめらかな物を、皮の一部が黒くなっているものは、その部分が苦いので避けましょう。
ひげ根の多いものは筋っぽいので避けたほうがよいでしょう。
買ってきたら、さつま芋は寒さに弱いので、冷蔵庫には入れないようにしてくださいね。新聞紙などに包んで、冷暗所に置いておきましょう。
さんまは「秋刀魚」と書くように、ずばり秋が旬の魚です。 さんまは回遊魚で、秋の北海道から南下し始める頃のものが、最も脂質の含量が高くおいしいです。さんまの脂に多く含まれるEPAやDHA。EHA(エイコサペンタエン酸)は食品から摂らなければ人間の体内で作ることができません。血液をサラサラにして動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ働きがあるので、多くの生活習慣病の予防・改善に効果があります。 |
さんまの栄養を丸ごと食べるには、栄養分は脂と内臓に含まれているので、姿のまま、脂を落とさないようにすることがポイントです。
内臓も味が良く苦味も穏やかなのでぜひ食べてください。生臭みや苦みを和らげ、季節の味をだすには、大根おろしをたっぷり添えたり、すだちやかぼす、レモンなどの汁を落とすとよいでしょう。
焼き魚のほか、脂を上手に摂るには鉄板でバター焼きにしたり、オイル焼き・チーズ焼き・みそ焼き・つけ焼き・カレー煮・甘辛煮…いろいろと挑戦してみてください。
加熱したものは冷めると身がしまって硬くなるので、熱いうちに食べましょう!
選ぶ時は、体にはりがあり、背部の青黒色が鮮やかに輝いて光沢のあるものを選びましょう。目が真っ黒いのも要チェックです。
じゃが芋・里芋・山の芋・なす・かぼちゃ・菊の花・きのこ類・かつお・いわし・さば・さけ・えび
いちじく・柿・なし・ラフランス・りんご・ぶどう・かりん…
秋を満喫してください!食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋です。