第6回 ハーブで心もからだも美しく!
本来は「草」の意で人間にとって有効な働きのある植物のことをいいます。料理に風味を添えるだけでなく、薬効・健康増進・美容・芳香・防虫・防臭・染色など様々な働きがあります。
パセリ・バジル・ミント・セージ…などの他、私達が昔からなじんできた、しそ・わさび・みつば・みょうがなどもハーブでその種類は数多くあります。主に茎・葉・花などの部分を使います。
また香りや風味を増すだけでなく、身体にも良い効果が期待できます。ハーブの特徴を知り、好きな香りを選び、しっかり楽しみたいのであればたくさん入れて、あっさりめが好きなら少なめに使用するとよいでしょう。
【バジル】 |
【タイム】 |
【ディル】 |
【イタリアンパセリ】 |
【オレガノ】 |
【フェンネル】 |
【ローズマリー】 |
【セージ】 |
【レモングラス】 |
ハーブには多くの薬効がありますが、ハーブティーの魅力は何といっても、色・香り・味ですね。楽しみながら飲むことでその効能がより高まるでしょう。それぞれのハーブが個性を持っていますが、さらにいくつかのハーブをブレンドすることでそれがより豊かになります。
自分だけのオリジナル、お気に入りの色・香り・味を探したらいかがでしょう!
- カモミール … 精神安定、風邪(初期)、胃腸障害
- レモングラス … 発熱、頭痛、消化促進、整腸作用、貧血
- オレガノ … 頭痛、生理痛、強壮作用
- ディル … 食欲増進、消化促進、口臭防止
- ミント … リラックス効果
- フェンネル … 食欲増進、便秘
- ラベンダー … 安眠作用、便秘、精神疲労回復
- タイム … 喉の痛み、頭痛、疲労回復、安眠作用
- セージ … 鎮静、鎮痛、安眠作用
- バジル … リラックス効果
フレッシュハーブなら3本指で一つまみ。
ドライならティースプーンで1杯が1カップ分の目安量です。
温めたポットの人数分のハーブを入れ、熱湯を注ぎます。
※必ず沸騰したお湯を使いましょう。
フレッシュハーブなら4~5分、ドライハーブなら3分ほど蒸らし、温めておいたティーカップに注ぎます。
気付かないうちにストレスは溜っています。ストレスの原因を解決することが大切ですが、それが簡単にできないことも多いですよね。そんなときにはリラックス方法の一つアロマテラピーを試してみてはいかがでしょう。
アロマ=芳香、テラピー=療法という意味です。
花や草などの植物から抽出される天然の芳香成分”精油(エッセンシャルオイル)”は、心と身体のバランスを整え、人間本来の自然治癒力や抵抗力を高めます。
健康や美容にとても役立ってくれる植物の力、それがアロマテラピーです。
西洋では病気の予防・治療にアロマテラピーが用いられているとのことです。
- ストレスを感じる時に
ラベンダー、イランイラン、ローズ、フランキンセンス、サンダルウッドなど - 落ち込んだ時に気分を明るくさせる
ローズマリー、ベルガモット、グレープフルーツ、スイートオレンジ、ジャスミンなど - 緊張をほぐす
ラベンダー、イランイラン、カモミール、ネロリ、ローズ - 不眠解消に
ラベンダー、カモミール、サンダルウッド - 肩こりを和らげる
ラベンダー、ローズマリー、カモミール - 風邪やのどの炎症に
ユーカリ、ラベンダー、サイプレス、シダーウッド