第7回 冬の食材

特集07:トオカツフーズでは、秋限定メニュー好評につき12月に冬限定メニュー3セットを発売します。寒い冬も身体を冷やすことなく元気に過ごしましょう。 身体を温める鍋

日本人の大好きな「すき焼き」!

白菜や葱など冬が旬の食材をたっぷりいれて、牛肉とともにちょっと濃いめの味付けでいただく…
おいしいですね~
牛肉は良質のたんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質はβ-カロテン・ビタミンB2,C・カルシウムの・鉄などの代謝に欠かせない栄養素です。
ちょっと気になるのが、肉類に含まれる脂肪。悪名高いコレステロールを含んでいることです。
しかし、すき焼きなら安心です。コレステロールを運び出す働きのある食物繊維を多く含んでいる野菜がいっぱいです。ぜひ野菜も残さず食べてくださいね!

「たらふく食う」の語源をご存知ですか?

「たらチゲ」のたらは、「鱈」と漢字では書くようにまさに冬の季節の魚です。
「たらふく食う」という言葉の”たら”は、この魚を語源とされたように、驚くほどの食欲でより好みしないで何でも食べ、この大食漢のお腹のプックリ膨れ上がったあたりを指しての命名とか。
鱈は底魚ですから、たんぱく質や脂質は多くないですが、グルタミン酸やイノシン酸を豊富に含んでいるので淡白な味ですが大変おいしいです。
余談ですが、「たらこ」は鱈の卵巣を塩漬けにしたもの。唐辛子を加えたものは「からしめんたいこ」として有名ですね。「すじこ」は鮭の卵巣を分離させずにそのまま塩漬けにしたもので、卵粒を網目を通して分離したものを「いくら」といいます。「からすみ」はボラの卵巣を塩漬けにした後、塩抜きして乾燥させたものです。
旬の食材

食べ物には本来、身体を養う栄養素だけでなく、バランスを整える働きもあります。
夏に旬を迎えるナスやきゅうり、トマト等は利尿作用があり、身体のほてりを冷ます働きがあり、冬に旬を迎える根菜類は身体を温め、寒くても動けるようにエンジンをかける働きをします。
身体のバランスを整えるのには、自分の地域でとれた旬のものを食べることが大切ですね。

寒い季節には、身体を温める効果のある食品を多く摂り入れ、身体の中をホカホカにしましょう!
ここで冬メニューで使用している食品を含め、身体を温める食品を紹介しましょう。

身体を温める効果のある食品
唐辛子

【唐辛子】
唐辛子のピリッとした辛みは、辛味成分のカプサイシンです。
唐辛子を食べると身体が温まり、汗が出てきますね。
これはカプサイシンが毛細血管の血液循環を良くするためです。

しょうが

【しょうが】
しょうがの辛味成分のジンゲロンやショウガオイルは新陳代謝を活発にし、身体を温め発汗作用があります。中国ではしょうがの身体を温める作用を利用して、風邪・咳・冷え性などに薬として使用しているとか。
寒い冬にはジンジャーティにして飲むと身体のすみずみまでポカポカしてきます。

にんにく

【にんにく】
にんにくに含まれるスコルジンは、新陳代謝をはかり、血行をよくする働きがあります。

ねぎ

【ねぎ】
ねぎ独特の刺激臭はアリシンという揮発性の成分で、血行をよくして身体を温める働きがあります。

にら

【にら】
にら独特のにおいの成分の硫化アリルは、エネルギー代謝を高め身体を温める働きをします。

せり

【せり】
せりの香りのもとの精油成分には、発汗、保温作用があり身体を温めてくれます。

シナモン

【シナモン】
シナモンの辛味成分はお腹を温めてくれる働きをします。

身体を冷やす食品は、炒めたり揚げ物にしたり、煮物にするなど調理法を工夫しましょう。
また、身体を温める食品と組み合わせたりして、身体を温める食事をこころがけましょう。

日常生活や食生活を見直してみましょう。

これから寒さが一段と厳しくなる冬が訪れてきます。寒い、寒いと言って暖房の効いた部屋でゴロゴロし、運動不足に加え、口寂しくてついつい食べ物に手が…
これでは基礎代謝は低下しますし、肥満の原因にもなりかねませんね。
少し日常生活や食生活を見直してみましょう。

私たちの身体作りに欠かすことのできないものが「食事」です。日本の今は飽食の時代、そこかしこにスーパー、ファーストフードショップなどがあり24時間開業しています。そして季節に関係なくありとあらゆる食材が並べられています。
そのような環境の中で私達は何も考えずに、食べたい時に食べたい物を好きなだけ食べることができるようになってしまいました。

今や糖尿病および予備軍が約2千万人弱になると言われています。いつ、どこで、何を、どのようにして、どのくらい食べたら良いのかを考えて食べることが必要です。

●1日3食をきちんと食べましょう。 ●糖質・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランスよく食べましょう。 ●旬のものを食べましょう。 ●活動的な生活を心がけましょう。 ●運動を習慣づけましょう。 厳しい冬を快適に過ごしてくださいね!
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