第8回 風邪予防

特集08:冬の到来で風邪の季節になりました。風邪の初期症状は、くしゃみ、鼻汁、寒気、発熱、頭痛などですが、何かおかしいな?と思ったらすぐに病院に行くようにしましょう。
風邪の原因

風邪の原因の殆どは、ウイルスの感染によっておこります。ウイルスが体内に入り込んだ時疲労、睡眠不足、栄養不足、寒さなどで体力が落ちたり、体調を崩したりすると免疫力が弱まりウイルスを排除する力が無くなります。
風邪が長引く人や、風邪を引きやすい人は身体全体的に免疫力が落ちてきていることが多いです。
食事や生活習慣を見直し、風邪をひきにくい身体にしましょう。

風邪を予防するには
風邪のウイルスは温度・湿度が低いと長い時間生存します。気温が低下し乾燥する寒い季節に風邪をひきやすいのはこのためです。ウイルスの侵入や感染から身を守りましょう。

ウイルスの体内への侵入を防ぎましょう。

部屋は適度な湿度を保ち、ウイルス感染のしにくい環境をつくりましょう。

睡眠を十分にとりましょう。

規則正しい生活を心がけましょう。
バランスの良い食事を心がけましょう。
風邪予防に役立つ食品
●ビタミンA
粘膜を強くし、免疫機能を維持する。
レバー・うなぎ・ぎんだら・あなご

●βーカロテン
緑黄色野菜 モロヘイヤ・かぼちゃ・にんじん・春菊・ほうれん草・小松菜・チンゲン菜

●ビタミンC
免疫力を高め、細胞の修復や再生の働きをする。いちご・柿・キウイ・オレンジ・みかん・赤ピーマン・ブロッコリー・かぼちゃ・さつま芋

●亜鉛
免疫機能を高め、細胞の新生を促す働きがある。カキ・牛肉や豚肉の赤身・うなぎ・レバー・帆立貝・空豆・カシューナッツ

●アリシン(においの成分)
殺菌作用により、風邪の予防と改善に効果がある。にんにく・玉ねぎ・にら・長ねぎ

風邪をひいてしまったら
風邪にかかって発熱し、体温があがるとエネルギーの消費も多くなります。その一歩で食欲不振が起きて、食べる量が減ると体内ではエネルギー不足となり、体力が低下してしまいます。軽い症状の時から、積極的に栄養を補給して、体力の消耗を防ぎ早く治してください。
糖質をしっかりとりましょう。
ごはん・パン・うどん・果物など

たんぱく質をしっかりとりましょう。
肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品

水分を十分にとりましょう。
お茶・スープ・牛乳・ジュース・スポーツドリンク

消化の良い物を食べましょう。
牛乳・乳製品・白身魚・豆腐・穀類・芋類

身体を温めるものを食べましょう。
鍋物・鍋焼きうどん・スープ・あんかけ・温かい飲み物・香辛料
皆さん、今年の冬は風邪をひかないように、正しい生活習慣・食習慣を心がけ、健康でおくれますように!

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